旅がすっかり生活になると、寝床の選び方も慣れてくる。
慣れてくると言っても、ここはハイシーズンのヨーロッパ。
当日宿に駆け込んで「空きありますか?」といったって
空いてるわけはなく、足元を見られて高くつくのがおちだ。
最初の北欧辺りは既に日本を発つ前に予約をしていた。
がドイツからはすべて現地予約となった。
3泊から4泊ごとに寝床を変えていくので、宿と移動の予約は必然的に
忙しないものになる。
英会話ができない僕たちにとって、ありがたい武器はインターネットだ。
宿の予約は次の行き先が決まり、切符を手に入れると、全てこれで済ませる。
ってことは、宿を決める際に必要不可欠なのはインターネットを使えるということだ。
さらに言うとWiFiが使えて、部屋でも使えるというのが一番いい。
しかし、何度かあるのだが、宿に到着していざ使おうとすると使えない。
宿に聞くと「今日は使えない。壊れている。」と結局最終日まで使えず
野良電波を探しに電車で中央駅まで行ったり。
次に不可欠なのは、やはり自炊ができるゲストキッチン装備!
これができると出来ないのでは、その都市生活における予算が大幅に変わってしまう。
特に物価の高い都市においては。
ただこれも、着いてみないとわからない。キッチンはあるけどコンロがなかったり・・・。
それと現在のところリュックを前後に背負った上にショルダーバッグを肩からかけ
僕はさらにカートを引きずるという大旅行劇団一座状態なので
駅から近いというのが、ストレスと筋肉痛を軽減してくれる。
地図で場所をちゃんと確認はするのだが、これも着いてみると
上り坂だったり、石畳だったりと泣かされるはめになることも。
泊まるのはプライベートルームではなくドミトリーと言われる
相部屋なのだが、なるべくその施設が大きい方がいい。
小さいところだと、元々住居だったと思われる建物だったりして
排水が悪かったり、人数に対してシャワーやトイレやキッチンの数が
足りないなんてことになりやすい。
大型の施設だと共用部分も多いので、一人当たりの割り当てが多くなる。
最後にこんなことを気にしながら、一番気にするのは金額である。
今のところ最高額はノルウェーの1泊2500円/ベッド。
最低がクラクフの750円/ベッド。
とにかくユーロにいるときは、1泊は10ユーロで抑えたいのである。
中近東やアジアに入るとぐぐっと値段は下がるはずである。
もちろん、グレードもドドっと下がるはずであるが。
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