2010年7月23日金曜日

宿の選び方

旅に出てから1ヶ月半。
旅がすっかり生活になると、寝床の選び方も慣れてくる。

慣れてくると言っても、ここはハイシーズンのヨーロッパ。
当日宿に駆け込んで「空きありますか?」といったって
空いてるわけはなく、足元を見られて高くつくのがおちだ。

最初の北欧辺りは既に日本を発つ前に予約をしていた。
がドイツからはすべて現地予約となった。
3泊から4泊ごとに寝床を変えていくので、宿と移動の予約は必然的に
忙しないものになる。

英会話ができない僕たちにとって、ありがたい武器はインターネットだ。
宿の予約は次の行き先が決まり、切符を手に入れると、全てこれで済ませる。

ってことは、宿を決める際に必要不可欠なのはインターネットを使えるということだ。
さらに言うとWiFiが使えて、部屋でも使えるというのが一番いい。
しかし、何度かあるのだが、宿に到着していざ使おうとすると使えない。
宿に聞くと「今日は使えない。壊れている。」と結局最終日まで使えず
野良電波を探しに電車で中央駅まで行ったり。

次に不可欠なのは、やはり自炊ができるゲストキッチン装備!
これができると出来ないのでは、その都市生活における予算が大幅に変わってしまう。
特に物価の高い都市においては。
ただこれも、着いてみないとわからない。キッチンはあるけどコンロがなかったり・・・。

それと現在のところリュックを前後に背負った上にショルダーバッグを肩からかけ
僕はさらにカートを引きずるという大旅行劇団一座状態なので
駅から近いというのが、ストレスと筋肉痛を軽減してくれる。
地図で場所をちゃんと確認はするのだが、これも着いてみると
上り坂だったり、石畳だったりと泣かされるはめになることも。

泊まるのはプライベートルームではなくドミトリーと言われる
相部屋なのだが、なるべくその施設が大きい方がいい。
小さいところだと、元々住居だったと思われる建物だったりして
排水が悪かったり、人数に対してシャワーやトイレやキッチンの数が
足りないなんてことになりやすい。
大型の施設だと共用部分も多いので、一人当たりの割り当てが多くなる。

最後にこんなことを気にしながら、一番気にするのは金額である。
今のところ最高額はノルウェーの1泊2500円/ベッド。
最低がクラクフの750円/ベッド。
とにかくユーロにいるときは、1泊は10ユーロで抑えたいのである。

中近東やアジアに入るとぐぐっと値段は下がるはずである。
もちろん、グレードもドドっと下がるはずであるが。



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