ムンクの叫びぃ~
昨日は天気が悪かったのでムンク美術館に足を運んでみた。
美術館に足を踏み入れると、まずは地下に行って全ての荷物を預ける。
そして元に戻って、セキュリティチェックのゲートをくぐる。
珍しくセキュリティが厳しい。
入場料は75クローネ(1000円くらい)。
ムンク展は昨年だったか、日本で観たことがあったんだけど
ただただ暗い、そして「叫びぃ~む」な構図のオンパレードで
どうも気が進まなかったんだけど、ムンク美術館のはなかなかよかったぞ。
かなりバリエーションに富んでました。
版画もあったし。
ムンクというと暗いタイトルや暗い配色が目立つイメージだったけど
夏の砂浜に青い海と青い空なんてのもあってビックリだ。
(ちなみに、フラッシュは禁止、撮影は可)
暗いタイトルや暗い配色は、もちろんムンクの性格もあるんだろうけど
北欧のノルウェーという土地柄があるのではないだろうかと
オスロで観ると感じてしまう。
かつては「乞食の街」とも言われたオスロ。今でも他の北欧の都市とは違い
物乞いがふらつく街だ。
夏が短く、冬は夜が長く、必然とアルコール依存に陥りやすのが北欧の特徴らしく、北欧ではアルコールが専売になってたり、夜間は販売できないようになってたりする。
また、ノルウェーは麻薬汚染の最も進んだ都市のひとつでもあったりすることから
気候が人を病んでいるのではと、思わざるを得ない。
そんな土地柄で生まれたのか育ったのか、僕はそういう美術史とか知らないのだけども、作品に重くのしかかっている様な気がした。
でも、晩年の作品はけっこう明るい配色が多く感じたんだけど、気のせいかな?
ま、今後の僕の旅の「叫び」も聞いておくれやすぅ~。
0 件のコメント:
コメントを投稿