ベネチア、フィレンツェ、ピサ、ローマ、ナポリと
イタリアの有名な観光地を訪れ、観光客の多さと
物価の高さ(ナポリは比較的安かった)にやられたが、
いくつかとても気に入った場所にも行くことができた。
ひとつは天空の村また死にゆく村とも呼ばれる「チヴィタ」。
あの天空の城ラピュタのモデルらしい。
断崖絶壁の上にある今では人口20人ほどの村です。
フィレンツェとローマの中間地点にあって、電車でオルヴィエートまで
行き、そこからはバスに乗り換えて、さらに徒歩というアクセスの悪さが
手伝ってか、観光客も少なめでゆったり。
死にゆく村の所以は、元々隣町と地続きだったのだが
度重なる地震で隣町との間が地すべりでなくなり陸の孤島となり
人も流出するばかりだからとか。
最近は逆に脚光を浴び始め、観光客が増え始めたらしい。
まだ穴場かも。
もうひとつはマテーラの洞窟住居。
先史時代に我々の先祖が洞窟住居で暮らしていたのは知っているが
それを今まで使い続けているってのは、興味をワクワク。
ここもローマからバスで6時間、僕らはバーリから1時間ほどで
行ったのだが、アクセスは良い方ではない。
洞窟住居も面白いけれども、すぐ隣にある断崖や渓谷の綺麗なこと。
自然と人々が作り上げてきた街とのコントラストが面白かった。
この他、アルベロベッロのトルッロも見てきた。
みんなこの屋根をキノコみたいというけど
僕はドングリ帽子にしか見えなかったんですが。
ボンペイ遺跡へも。
火山灰で消滅した街に残っていた絵画が
皮肉にも火山灰に守られて色彩が残っていたのだが
その色は鮮やかで目を奪われた。
イタリアはまだまだマイナーな観光スポットがありそうで
また来たい。
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