2010年11月25日木曜日

人も世界遺産も飾り気なしアルバニア

ちょっと前まで鎖国してたって、ねずみ講で国が傾いたって
アルバニアにも世界遺産があるんです。
サランだからバスで1時間半くらい。
天気も良く空気のよい山道をトルコポップのかかったバスは走っていく。
バスを降りて山道を登るとジロカストラ城とその城下町がある。
街の人達は旅行者にウェルカムで、みんな手を振って迎えてくれる。
僕らがどこに行くか知らないくせに、「あっちだあっちだ!」と
指を差して案内してくれる。
ジロカストラ城に入ると、本当に手付かずの城というか廃墟というか。
落石とかしないかと思うような壁や照明の全くない城内。
草ぼうぼうの庭園?とか、こんなに観光化されてない世界遺産も
あるのかと、ちょっと嬉しくなった。
ここの地下には共産主義時代の政府要人避難所が今でも残されているらしいが、依然公開されていない。
ちなみにこの城には、歴代の自動小銃やライフル銃の他、機銃や迫撃砲などの武器があり
マニアにはたまらないだろう。(別料金で見れます)
城下に降りるとまた陽気な市民が迎えてくれる。
地元の人達に混じって昼ごはんをいただく。
狭い店なので、他のお客さんたちがわざわざ席を作ってくれ
こっちこっちと手招きしてくれる。
みんなの雰囲気に飲まれ、ついつい昼からワインを飲む。

帰りは道端でバスを待っていると、通りかかった車が僕らをタダで拾ってくれた。

ここからまた新しいドラマが始まる。

0 件のコメント:

コメントを投稿