2011年1月30日日曜日

リゾート気分を求めて更にタイへ越境

バスでやって来たペナン島へは船で渡る。
パンコール島で出会った日本人に聞いたとおりに
ペナンの海は汚かった。いや、キレイではなかった。
すっかり泳ぐことは諦めて、滞在も一泊にとどめて
ジョージタウンを散策して翌日移動することにした。
ジョージタウンは中華街でたくさんの中国人が宿や
食堂を経営している。
僕らは噂に聞いていた宿を目指したが、偶然その日は
WiFiが使えないというので、仕方なく同じ通りの宿に
値段を聞いてみると、さっきの宿よりも安くWiFiが使える。
ダブルルームで二人一泊25リンギット。日本円にして671円。
ドミトリーなら10リンギット。こりゃイイ。
この宿もどうやら華僑系みたいだ。(75トラベラーズ ロッジ)

華僑系の屋台が並ぶ一角で久しぶりに中国語を使ってみたが
一部通じ、一部通じないという、なんとも使いものにならない
中国語に自分でもがっかりだ。
そんな下手な中国語に屋台のおっさんが、「台湾人か?」って聞くから
「違う」と答え、「じゃ、韓国人か?」と聞かれ「違う、日本人だ」って
答えると、「台湾人に見える、日本人には見えない」とオッサンはサラリと言う。
ん~確かに今の僕は一般の日本人らしい格好はしていないのかも。


お姉さんがやってる福建蛯麺という屋台のラーメンはムチャクチャ美味かった。
エビの出汁がぎゅぎゅっと凝縮されてる感じで口に入るとそれが広がる。
麺は何故かおすすめは普通の麺と米麺の両方。
これに汁が絡んでちょうどいい。
エビやら玉子も入って3リンギット(80円)。カップラーメンより
安いじゃん。

翌朝はミニバスと言われるワゴン車で国境を越え、タイへ入国である。
実は前日まで知らなかったのだが、タイはビザなしで飛行機で入国した
場合は30日まで、陸路の場合は15日だとさ。めちゃ短い。
もちろんビザなんて持ってない。

さて、僕らはさらにリゾートを求めてタイへ入国する。
いや、現在はそのリゾートにいる。
それは・・・ありがちなプーケットではない。
僕らにきっとプーケットは似合わない。
プーケットまでボートでもバスでも行けるクラビという街にいる。
このクラビという名前も数日前に調べてたらたまたま見つけて
期待できそうだ、と行き当たりばったりで決めたのだ。
僕らはそのクラビという地で現在マッタリとしている。
そして1週間が過ぎた。
やっと色々な事を考える時間ができた。
旅のこと。昔のこと。仕事のこと。働くことについて。これからのこと。
生きることと死ぬことについて。好きなこと。やりたいこと。やらなきゃならないこと。

旅がいいのは、自分とがっぷり四つで向かい合うことができ、
自分の脳味噌内の価値観やジャンルや新旧を整理整頓し直して
まさに次の羅針盤を定められることかな。



定まるのか?僕の羅針盤。 続くっ。


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