死海では、みごとに浮かんだ。浮かび過ぎるとバタ足すら泳ぎにくい。
頭では知っていても、体験すると不思議な気分だ。
こんなレジャーランドが日本に一つくらい作ってみても面白いのでは。
なかなかこんな浮遊体験はできないし、気持ちいいし。
ただ、長い時間水に浸ってられないのがミソなのだが。
何しろ塩分濃度がきつすぎるので、水が眼に入るだけで激痛。
もちろん髭剃り後に入れば、これもヒリヒリである。
さらに男子は長時間浸かっているとアソコがヒリヒリになるのだ。
そしてもうひとつの泥パックも試してみたが、特にスベスベになるでもなく
洗い落としたあとは、体の脂分を全て吸われてしまってカサカサに
なってしまった。
宿はヨルダンのアンマンに。
有名なマンスールホテル。別名コウダホテル。
日本人が多く宿泊し、日本人に対してとても手厚いサービスを
提供してくれる宿で有名だ。
宿のスタッフの番長格のロワイさんが、その手厚いサービス提供の
最右翼である。
そのロワイさんはfacebookで毎日シリアやイスラエルなどとの国境情報を
書きこんでくれている。例えば「本日トルコからシリアを通過してヨルダンに2名の日本人来る」的な。
ま、この宿の詳しい話は、僕の相方のブログを読んでくださいな。
http://40s-backpaccouple.blogspot.com/
このコウダホテル、旅人なら知ってますが一般の人は知らないはず。
「コウダ」とは旅の途中にイラクで殺害されたあの「コウダ」さんのこと。
そのコウダさんが最後に宿泊したのが、このホテルだったのだ。
アンマンでは、街中をフラフラと歩きつつも特に目ぼしい観光資源も
見当たらず、ペトラ遺跡は遠いのにもまして、入場料が値上がりして
一人6000円もすることになって、資金が乏しい僕らは諦めた。
そんな僕らは時間を潰すのにワヒダットキャンプと言われる
元パレスチナ難民キャンプがあった場所にあるマーケットに行ってみた。
アンマンのセントラルから少し離れただけなのだが、観光客が
少ないためか、なんともみんな人懐っこい。
そして、子どもがよく働いている。
みんなが写真を撮ってくれとうるさい。ほっておくと強引に凶暴化してくる。
カメラのストラップまで引っ張られる自体にまでなった。
おいおい、やりすぎだってば。
このワヒダットキャンプからの帰りに、偶然青年海外協力隊の青年に会った。
近所の学校で体育を教えているらしく、2年勤務でこの地に来ている。
やはり言葉の壁には相当苦労したらしく、またアジア人ということもあって
かなり軽く見られたりと苦労が多いらしい。
彼も学生時代はバックパッカーだったらしい。
短いバスの中での会話だけだったが、バスを下車したあと
「昨日カレー作ったんで家に来ませんか?」と軽く誘ってくれた。
誘いに軽く乗ったのだが、約束があるのを思い出して丁重にお断りした。
あ、食べ物の話っすか?
ワヒダットキャンプでは、屋台で杏仁豆腐のような淡い甘みのプリンみたいな
重たくないスイーツをいただきました。
それとアンマンでは有名らしいですがホテルマンスール近くのお店で
食べたスイーツは、めちゃくちゃ美味かった。
トルコやシリアでも似たようなのを見かけたが、ここがマジうまい!
二種類あったが両方チョイスし、食べたこと無い方もメチャうまっ!
是非食べてほしいっす。
おっさんたちも大絶賛で道端で食べてる。
僕、中東に入ってから糖分摂り過ぎです。スイーツもチャイ(小さなコップに角砂糖3個入れてます)も
美味いんです。
気をつけます。